「ビジョンボードを作ると、夢が叶いやすくなる」
引き寄せや目標達成の本、SNSなどで、一度は目にしたことがあるかもしれません。
そこで、雑誌を切り抜いたり、スマホで画像を集めたりして、さっそく作ってみる。
ところが、しばらくすると、こうなっていませんか。
- 「作った日は楽しかったのに、いつの間にか見なくなった」
- 「壁に貼ってあるけど、もう景色の一部になってる」
- 「引っ越しのときに出てきて、存在を思い出した」
実は、ビジョンボードでいちばん大事なのは、作り方の手順そのものではありません。
作ったあとに、毎日それを見て、叶ったときの気分を味わう時間をつくること。
ここまで決めて、はじめてビジョンボードは「完成」なんです。
ぼく自身、叶った場面を頭の中だけで思い描くのが苦手で、引き寄せの法則を何度試してもうまくいかなかった、元「引き寄せ難民」です。
そんなぼくなりに、ビジョンボードの作り方と素材、例、そして「毎日見る仕組み」のつくり方をまとめてみました。
作り方の流れは、「叶えたいことを書き出す → 『場面』で画像を選ぶ → 素材を集める → 言葉を1つ添える → 『見る時間』を決める」の5ステップです。
🔍 ビジョンボードとは?叶えたい未来を1枚に集めたもの
ビジョンボードとは、叶えたい未来に近い写真やイラスト、言葉を、1枚のボードや画面に集めたものです。
住みたい部屋、行きたい場所、なりたい体つき、こんな働き方がしたい、という姿。
頭の中にぼんやりあるものを、目に見える形にして、くり返し眺めるための道具なんです。
ここで、ひとつ落とし穴があります。
ビジョンボードは、作っている時間がいちばん楽しいんです。
画像を探して、並べて、貼って。
それだけで、なんだか夢に近づいたような気になります。
たとえるなら、おいしそうなレシピを切り抜いて、きれいにファイルしたところで満足して、一度も作らないまま、みたいなものかもしれません。
「いや、作るまでが料理やろ!」と、自分にツッコみたくなりますよね。
偉そうなことは言えませんが、人は「準備しただけ」で、けっこうやった気になってしまうものなんです。
💡 大事なのは「作る」より「見る」、そして「味わう」
では、なぜ毎日見ることが大事なのか。
ボードそのものに、願いを叶える力があるわけではありません。
意味があるのは、それを眺めているあいだに、自分の意識と気分が「叶った側」に向いている時間のほうなんです。
(意識したことが、なぜ現実に影響すると考えられているのかについては、こちらの記事でも書いていますので、よろしければご覧ください)
エイブラハムの教えでも、17秒、68秒と、ひとつのことに意識を向け続ける時間が長くなるほど、その思考に勢いがつくとされています。
ビジョンボードは、この「考え続ける時間」をつくるための、ちょうどいい入り口になります。
ところが、壁に貼りっぱなしのボードは、見ているようで、実は見ていません。
冷蔵庫に貼ったゴミ出しの日の表も、最初の数日はちゃんと読みますが、そのうち目に入っても頭に入らなくなりますよね。
ビジョンボードも同じで、そこにあるのが当たり前になると、気分までは動かなくなってしまうんです。
ビジョンボードは「貼っておく」ものではなく、「毎日ひらく」もの。
この記事では、この考え方を前提に、作り方を紹介していきます。
🧰 ビジョンボードの素材と道具:紙でもスマホでもいい
まずは、素材と道具です。
特別なものは要りません。家にあるもので作れます。
紙で作る場合
- 台紙:コルクボード、画用紙、ノートの見開きなど
- 画像:雑誌やチラシの切り抜き、印刷した写真、自分で撮った写真
- 言葉:付箋やマスキングテープに手書きしたもの
- 道具:ハサミ、のり、ピンなど
スマホやパソコンで作る場合
- アルバムのフォルダに画像を集めておく
- 画像を並べられるアプリで、1枚にまとめる
紙のよさは、手を動かして作る楽しさと、置き場所が決まることです。
スマホのよさは、いつでも持ち歩けて、入れ替えもかんたんなことです。
どちらがいい、ということはありません。
その素材を見たときに、自分の気分が上がるかどうか。
これだけを基準に選んでもらえれば十分です。
📝 ビジョンボードの作り方:5つのステップ
ここからは、作り方の手順です。
1. 叶えたいことを書き出す
最初に、叶えたいことを紙に書き出します。
仕事、暮らし、体、人とのつながり、お金など、分野ごとに思いつくまま書いてみてください。
ただ、ボードに全部を載せる必要はありません。
1枚のボードに詰め込みすぎると、見たときにどこを見ればいいのか、わからなくなります。
まずは、今いちばん気になっている3つくらいに絞るのがおすすめです。
2. 「モノ」ではなく「場面」で画像を選ぶ
ここが、作り方でいちばん差が出るところだと思います。
たとえば、「新しい家がほしい」という願いなら、家の外観の写真より、その家の台所で朝ごはんを作っている場面のほうが、気分を思い浮かべやすいんです。
「ほしいモノ」より、「それが叶ったあとの、ある1日」の場面を選ぶ。
3. 素材を集める
ステップ2の場面に近い画像を集めます。
ぴったりの画像がなくても大丈夫です。雰囲気が近ければ、それで十分です。
最初から完璧なボードを目指すと、画像探しだけで疲れてしまいます。
4. 言葉を1つ添える
画像のそばに、短い言葉を1つ添えます。
- 「海の見える部屋で、朝のコーヒーを飲んでいる」
- 「好きな仕事で、ありがとうと言われている」
コツは、「〜したい」ではなく、もう叶っている形で書くことです。
5. 「見る時間」を決める
ここまでで作業は終わり……ではありません。
「で、それをいつ見るねん?」というところまで決めます。
最後のステップは、いつ、どこで、どれくらい見るかを決めることです。
- いつ:朝起きてすぐ、昼休み、寝る前など
- どこで:机の前、ソファ、通勤電車の中など
- どれくらい:最初は17秒くらいから
このステップを飛ばすと、せっかく作ったボードが、冷蔵庫のゴミ出し表と同じ運命をたどってしまいます。
🌱 ビジョンボードの例:こんな組み合わせもあり
イメージしやすいように、例を3つ挙げてみます(ぼくが考えた例です)。
暮らしの例
- 画像:日当たりのいいベランダ、プランターの野菜、朝の食卓
- 言葉:「ベランダで育てたトマトを、朝ごはんに食べている」
仕事の例
- 画像:カフェでパソコンを開いている人、窓の外の景色
- 言葉:「自分のペースで、好きな仕事をしている」
体の例
- 画像:山道を走っている人、ゴールした瞬間の写真
- 言葉:「軽い体で、山の上の景色を見ている」
どれも、モノではなく「その場面にいる自分」が思い浮かぶような組み合わせにしています。
ちなみに、叶ったものはボードから外して、新しい願いに貼り替えてかまいません。
ボードの中身が少しずつ入れ替わると、見慣れて背景になるのも防ぎやすくなります。
🔄 作ったボードを「毎日見る仕組み」にする
「毎日見る」と決めても、気合だけでは続きません。
そこで、すでに続いている習慣のそばに置いてしまうんです。
ぼくの場合は、筋トレがそれにあたります。
ブルワーカーという器具を使って、主に腹筋を10分くらい、2日に1回くらいやっているんですが、そのとき、GAMBOに登録した願いのプレイリスト(10分くらい)を、パソコンに映して流しています。
体を動かしながら、叶えたい場面を眺める。
ゆるいので、続いているんです。
「筋トレしながら妄想って、絵面がだいぶ怪しいやろ」とツッコまれそうですが(ぼくの日課の「妄想」は、GAMBOで願いを思い描くことです)。
もうひとつのコツは、最初は短く、物足りないくらいで終えることです。
(短い時間で、物足りないくらいで終えるほうが続きやすい理由は、こちらの記事に書いていますので、よろしければご覧ください)
そして、見るときは「確認」で終わらせずに、その場面にいる自分の気分を、少しだけ味わってみてください。
朝ごはんの場面なら、窓から入る光や、コーヒーの香り。
ほんの数秒でも、「叶った側」に気持ちを置く時間ができれば、それで十分なんです。
🤔 ビジョンボードのよくある疑問
「ビジョンボードって、怪しくない?」
その気持ち、よくわかります。
ぼくは金融マン時代、バリバリの左脳人間で、占星術や潜在意識のような世界は「怪しい」「胡散臭い」と思っていました。

今も、理屈で腹落ちしないと納得できないタイプです。
だから、ボードを貼ったら勝手に願いが叶う、とは思っていません。
ビジョンボードは、叶えたい未来に意識を向ける時間を、毎日つくるための「きっかけ」です。
「家族に見られるのが恥ずかしい」
壁に貼らなくても大丈夫です。
ノートの見開きに作って閉じておいたり、スマホの中に作ったりすれば、人の目は気になりません。
どこに貼るかより、毎日ひらくかどうかです。
📱 叶えたい場面を、毎日ひらける場所にまとめておく
ボードを作るところまではできても、毎日時間を決めて眺めるのは、意外と難しいですよね。
ぼく自身、もともと叶った場面を思い浮かべるのが苦手でした。
ぼくが作った願望実現サポートアプリ「GAMBO」では、願いごとに画像(最大9枚)と好きなBGMを組み合わせて、スマホの中にビジョンボードのような場面をつくり、17秒・68秒のワークでその場面を眺める時間を過ごせます。
ワークの時刻を決めておくと通知で知らせてくれるので、「見る時間」を決めるステップも、そのまま形にできます。
よろしければ、使ってみてもらえるとうれしいです。
📝 まとめ
- 🖼 ビジョンボードとは、叶えたい未来に近い写真や言葉を1枚に集めたもの
- 🎨 作っている時間がいちばん楽しいので、作って満足しやすい
- 👀 意味があるのは、眺めているあいだに意識と気分が「叶った側」に向く時間
- 🧰 素材は紙でもスマホでもいい。基準は「見て気分が上がるか」
- 🏠 画像は「モノ」より「叶ったあとの場面」で選ぶ
- ✍️ 言葉は「もう叶っている形」で1つだけ添える
- ⏰ 最後のステップは「いつ・どこで・どれくらい見るか」を決めること
- 🔄 続いている習慣のそばに置き、最初は短く、物足りないくらいで終える
ビジョンボードは、作った日ではなく、毎日ひらいた日から働き始めます。
まずは今日、作ったボードを17秒だけ眺めてみる。そこから始めてみてください。
何かのお役に立てれば幸いです。
では、また。
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