「毎日イメージしているのに、何も変わらない」
「叶ったという人の話を見るたびに、イライラする」
「正直、もう引き寄せに疲れた」
引き寄せの法則を続けてきて、そんな気持ちになっている方もいるんじゃないでしょうか。
ぼく自身、引き寄せの法則に惹かれて実践しては挫折する、「引き寄せ難民」でした。
その経験もふまえて、先にお伝えしておきたいことがあります。
引き寄せの疲れやイライラは、やり方が下手だから出てくるのではありません。
「足りない」という意識から願っているときに出てくる、サインなんです。
そして、「足りない」から願っているあいだは、願いそのものも叶いにくくなります。
🔍 引き寄せの疲れ・イライラは「症状」にすぎない
疲れているときに浮かぶ声
引き寄せに疲れてくると、頭の中にこんな声が浮かんできませんか。
- 「今日も、何も起こらへんかった」
- 「やり方が間違っているのかな」
- 「あの人は叶ったのに、なんで自分は」
- 「こんなに続けているのに」
一つひとつは、別々の悩みに見えます。
でも、よく見ると、どれも同じことを言っているんです。
「まだない」「足りない」
どの声も、叶っていない今をのぞきこんで、その結果を自分に言い聞かせています。
やり方を変える前に、「出どころ」を見る
叶わないと、つい「やり方が悪いんだ」と考えがちです。
ぼくもそうでした。
引き寄せ難民だったころ、いくら意識しても現実にならないのは、「視覚化」がうまくできていないからだと考えたんです。
もちろん、やり方を見直すのが役に立つこともあります。
ただ、その前に見てほしいところがあります。
車を運転していて、メーターの警告ランプが点いたとします。
ランプがうっとうしいからと電球を外しても、エンジンの調子が戻るわけではありません。
引き寄せの疲れやイライラも、これに似ています。
「気分転換しよう」「イライラしないように気をつけよう」と、ランプのほうだけをどうにかしても、しばらくするとまた点きます。
ランプを点けているのは、その奥にある「足りない」という意識だからです。
見直すべきは、疲れやイライラそのものではなく、願いがどこから出ているかという「出どころ」のほうなんです。
💡 「足りない」から願うと、なぜ叶いにくく、疲れるのか
引き寄せが反応するのは、言葉より「気持ち」
引き寄せの法則では、「引き寄せは、口にした言葉ではなく、そのときの気持ち(波動)に反応する」とよく説明されます。
たとえば、「お金持ちになりたい」と願っているとします。
その願いが、「今のままではお金が足りない」「足りなくなったらどうしよう」という不安から出ていたら、どうでしょう。
言葉は「お金持ち」でも、願うたびに味わっているのは「足りない」という気持ちのほうです。
つまり、毎日イメージしているつもりで、実は「足りない」の練習を毎日くり返していることになるんです。
引き寄せの考え方に沿って言えば、それでは「足りない今」のほうが続いてしまいます。
体重計に何度乗っても、体重は減らない
ダイエットにたとえてみます。
「早くやせたい」と、朝・昼・晩、1日に何度も体重計に乗る。
乗るたびに「まだ減ってへん」とがっかりする。
がっかりが重なると、だんだんイライラしてきて、そのうち「もうええわ」と投げ出したくなります。
体重計に乗る回数を増やしても、体重は減りません。
増えるのは、「まだ減っていない」を確かめる回数だけです。
引き寄せの「叶ったかな」も、これと同じです。
のぞく回数が増えるほど、受け取るのは「まだない」という答えばかりになります。
疲れるのは、叶わないからというより、「まだない」を1日に何度も受け取っているからなんです。
頑張るほど、「足りない」が濃くなる
もうひとつ、まじめな人ほどハマりやすいことがあります。
叶わないと、イメージの時間を延ばしたり、新しい方法を足したりして、もっと頑張ろうとしますよね。
でも、その頑張りの出発点が「今の自分では足りない」だったら、頑張るたびに、その前提を自分に刻みこむことになります。
努力の量と、「足りない」の量が、一緒に増えていくんです。
(頑張ることが、かえって願いを遠ざけてしまう話は、こちらの記事でも書いていますので、よろしければご覧ください)
叶った人の話でイライラするのは、比べているから
SNSで「叶いました」という報告を見て、うれしいより先にイライラする。
これも、意地が悪いからではありません。
人の「ある」を見たとき、自分の「ない」がくっきり浮かび上がるからです。
比べる相手が増えるほど、「足りない」の材料も増えていきます。
イライラは、その材料が自分の中でたまってきた合図だと言えます。
💸 ぼくも「足りない」から願っていた
偉そうに書いているぼく自身、この落とし穴に見事にハマっていました。
収入は上がったのに、満たされなかった
金融機関で働いていた20代後半のぼくも、引き寄せの本を読み漁って、お金の願いを思い描いていた一人です。

「実際に収入が上がっても、全然満足感がありませんでした」
願いの出どころが、不安だったからです。
「足りない」から始めた願いは、形のうえで何かが手に入っても、「足りない」という気持ちのほうが置き去りのまま残ってしまう。
「叶わない」には、形が来ないことと、来ても満たされないことの2つがあって、どちらも根っこは同じところにあるんです。
(このころのぼくの話と、お金の願いで陥りやすい落とし穴は、こちらの記事に書いていますので、よろしければご覧ください)
遠くの理想ばかり見ていると、「今」が不機嫌になる
これは引き寄せのワークとは別の話ですが、ぼくは仕事の目標でも、同じ形をくり返していました。
東京で働いていたころは、5年後・10年後の自分を思い描いて、理想との差を埋めるために「今」を頑張っていました。
プロセスを楽しめればよかったのですが、結果を求めすぎて、理想とのギャップがある「今」は、不安と不満でいっぱいでした。
理想を見れば見るほど、「今はまだ足りない」のほうが目に入ってくる。
会社を辞めたあとに書いたブログで、ぼくは東京時代をこうふり返っています。
「上を向いて歩きすぎると、足元が見えなくなる」
引き寄せに疲れたときの頭の中も、これに近いんじゃないかなと思います。
🩺 自分の願いが「足りない」から出ていないか、確かめる5つの問い
では、自分の願いはどこから出ているのか。
次の5つの問いで、一度確かめてみてください。
当てはまる数が多いほど、「足りない」から願っている可能性が高いと思います。
1. 叶った場面を思い浮かべたとき、体がゆるむか、こわばるか
叶った場面を思い浮かべて、ほっとする、うれしくなる感じがあるか。
それとも、胸が詰まる、肩に力が入る、「早くしないと」が先に来るか。
体の反応は、頭で考えた理屈より正直です。
2. 「叶ったかどうか」を1日に何度も確かめていないか
先ほどの体重計の話です。
確かめる回数が多いほど、「まだない」を受け取る回数も増えていきます。
3. 叶った人の話を聞くと、うれしさより悔しさが先に来ないか
人の「ある」を見るたびに、自分の「ない」を数えていないか、見てみてください。
4. 願いの理由が「〜がないから」「〜が怖いから」になっていないか
「なぜ、それを叶えたいのか」と自分に聞いてみます。
「お金持ちになりたい。足りなくなるのが怖いから」
20代後半のぼくの願いも、まさにこの形でした。
理由の側に「ない」「怖い」が入っていたら、その願いは不安から出ているかもしれません。
5. 「叶わなかったらどうしよう」と考えると、そわそわするか
叶わなかったときのことを考えて落ち着かなくなるなら、願いが「今の足りなさを埋めるもの」になっている可能性があります。
当てはまっても、自分のせいにしなくていい
いくつか当てはまったとしても、それは失敗ではありません。
ぼくは、不安や焦りといった気持ちは、自分で選んで出しているのではなく、勝手に湧いてくるものだと考えています。
だから、湧いてきたこと自体を自分のせいにする必要はないんです。
かといって、「足りないと思ったらあかん」と抑えこもうとすると、かえってうまくいきません。
「思わないようにしよう」と決めた時点で、意識はもう「足りない」のほうを向いているからです。
思いは、手放そうとしても手放せないんです。
大事なのは、「足りない」をなくすことではなく、それに気づいたあと、意識をどこに向けるかの「選択」です。
(思いを無理に手放そうとせず、意識の向け先を変える考え方は、あすコロのブログでも書いていますので、よろしければご覧ください)

今日できる小さな一歩としては、まず「叶ったかな」とのぞく回数を、1回だけ減らしてみてください。
無理に「満たされている」と思いこむ必要もありません。
(落ち込んでいるときに、無理にポジティブにならなくていい理由は、こちらの記事でも書いていますので、よろしければご覧ください)
「もう引き寄せをやめたい」と思ったら
中には、「もう引き寄せそのものをやめたい」という方もいると思います。
それも、1つの選択です。
望む人生をつくるカギは、才能ではなく「選択」だと、ぼくは考えています。
ただ、やめる前に、願いの出どころだけは一度見ておいてほしいんです。
ぼくの東京時代のように、「足りない」の意識は、仕事や将来の目標といった別の場所でも同じ形をとることがあるからです。
なお、疲れが抜けない、気持ちが沈んだままという状態が続くときは、医師や専門家に相談してください。
📱 「まだない」をのぞく代わりに、「叶った場面」を見る時間を
「叶ったかな」とのぞくクセに気づいても、その代わりに叶った場面をひとりで思い浮かべるのは、意外と難しいですよね。
いざやろうとすると、何も浮かばなかったり、いつのまにか「まだない今」のほうに考えが戻っていたりします。
ぼくが作った願望実現サポートアプリ「GAMBO」では、叶った場面に近い画像と好きなBGMを設定しておき、17秒・68秒のワークで、その場面を眺める時間をつくれます。
通知も使えるので、1日に何度も「叶ったかな」とのぞく代わりに、決めた時間に、叶った場面のほうを見る習慣にしやすいと思います。
引き寄せ難民だったぼく自身の挫折経験から作ったアプリですが、開けば願いが叶う、という道具ではありません。
意識を向ける先を、「まだない今」から「叶った場面」へ移す時間を、続けやすくするための道具です。
よろしければ、使ってみてもらえるとうれしいです。
📝 まとめ
まずは今日、「叶ったかな」とのぞく回数を、1回だけ減らしてみてください。
何かのお役に立てれば幸いです。
では、また。
- 😮💨 引き寄せの疲れやイライラは、やり方が下手だからではなく、「足りない」という意識から出てくる症状
- 🚨 警告ランプの電球を外してもエンジンは直らない。見直すのは、願いの「出どころ」
- 💭 引き寄せは言葉より気持ちに反応する、と言われる。不安から願うと、毎日「足りない」の練習をしていることになる
- ⚖️ 体重計に何度乗ってもやせない。「叶ったかな」とのぞくほど、「まだない」を受け取る回数が増える
- 🔁 出発点が「足りない」だと、頑張るほど、比べるほど、「足りない」が濃くなる
- 💸 ぼくも不安から願っていた。収入は上がっても、満足感はなかった
- 🩺 体の反応・確かめる回数・人と比べたときの気持ち・願いの理由・叶わなかったときのそわそわで、出どころを確かめられる
- 🔄 「足りない」は勝手に湧く。なくそうとせず、気づいたあとに意識をどこへ向けるかを選ぶ
引き寄せがうまくいかない
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〜1日たった68秒の願望引き寄せ習慣〜
引き寄せの法則を実践しても
なかなか願いが叶わない…
「GAMBO」は、そんなあなたのための
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好きな画像やBGMが使えるので
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